
まちおこし研究会は、
小樽モデルの活動を
年間数十回行っています
活動詳細
2021年10月に設立したまちおこし研究会は、これまで小樽市において、数多くの町内会活動を支援してきました。
活動は、地域いきいきプロジェクト、キャリア教育・ふるさと教育、スマホ教室、国際スポーツ雪かき選手権を4つの柱として、各プロジェクトには町内会や学校と連携し、日程調整や打ち合わせの設定などを行うリーダーが選任されており、学生が主体的にイベントや行事を取り仕切る体制が構築されています。
地域いきいきプロジェクト
令和3年度の93名から始まり、翌年には177名、令和5年度には249名と順調に増加しました。令和6年度には過去最多の477名に達し、令和7年度も435名と高い水準を維持しています。
開催回数も令和3年度の7回から令和7年度には22回へと約3倍に増えており、実施する町内会数も5つから17へと広がっています。
この活動の特徴は、受講する高齢者だけでなく、教え手となる若者の参加も増加している点です。当初は大学生のみでしたが、令和5年度からは中学生、令和7年度からは高校生もボランティア(ジュニアインストラクター)として加わり、地域コミュニティにおける多世代交流の場となっています。
スマホ教室は単なる技術指導の場ではなく、高齢化が進む町内会の活性化や「共助」の促進、若者が地域課題を自分ごととして捉える機会として位置付けられています。
このように、スマホ教室はわずか数年で、小樽市の地域コミュニティを支える重要かつ持続的な活動へと成長しています。

キャリア教育・ふるさと教育
札幌学院大学まちおこし研究会(まち研)が小樽市内の各校で実施したキャリア教育・ふるさと教育は、「地域の課題を自分ごととして捉える意識の育成」と「大学生との交流を通じた将来設計」を柱としています。


全学年共通
全学年共通で、大学生による自己紹介や中学時代からの変遷を辿る「人生グラフ」の紹介が行われました。
大学生が、小中高校生の頃に、落ち込んだり、挫折したりしても、立ち直ることができた経験を話すことで、これからのキャリア形成に対する不安を和らげ、一筋の希望を与える効果が見られました。

松ヶ枝中学校1年生
「地域課題の自分ごと化」 小樽市の高齢化問題をテーマに、主体的に解決しようとする意識を育むことを目的としました。グループワークでは「高齢化問題をみんなで解決するアイデア」を話し合い、生徒からは「高齢者の役に立ちたい」「自分たちにできる範囲で支えたい」といった前向きな感想が寄せられました。

松ヶ枝中学校2年生
「社会問題と将来の生活」 インターネットへの依存など、若者が抱える社会問題を自分ごととして捉える活動を行いました。「もしもインターネットがなくなったら」というテーマで1日のスケジュールを考えるワークを通じ、ネットの便利さと同時に、それに頼りすぎている現状を再認識する機会となりました。

松ヶ枝中学校3年生
「進路選択と夢の実現」 進路選択を控えた時期に合わせ、夢の達成に向けた具体的な道筋を考えるワークショップ「モデルCになろう」を実施しました。生徒は将来なりたい職業へのプロセスを逆算して視覚化することで、必要な努力や経験を具体的にイメージする力を養いました。

潮見台中学校2年生
札幌学院大学を訪問した生徒たちに対し、まち研顧問の松代弘之氏より「疑問を持つこと(なぜ?どうして?を繰り返すこと)の大切さ」が伝えられました。 誰かの言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて判断する力を養うよう促されました。「なぜ大学生がわざわざ小樽でボランティアをしているのか?」という視点を持って学生と交流し、興味関心のアンテナを張ることの重要性が強調されました。

潮見台小学校6年生
中学校・高校生活への不安を解消し、将来の目標を考えるきっかけとすることを目的としました。 大学生の経験に基づく学びの紹介: 中高での学びの特徴や楽しさを大 学生が直接語りました。 ワークショップ: 「じゃんけん列車」などのアイスブレイクで交流を深めた後、大学生とのグループディスカッションやマインドマップ作成を通じ、自身の将来像を膨らませる活動を行いました。
学校長からのコメント

小樽市立松ヶ枝中学校
令和7年度 校長 柳原 功美
キャリア教育の一環として、大学生による出前授業やふるさと行事への共同参加などを通し、多様な他者との交流の機会が広がっています。これらの取組は、小樽の未来を担う子どもたちにとって、将来を具体的に考える貴重な機会となっています。今後も、主体的に学ぶ力の育成につながる学びの充実に努めてまいります。

小樽市立潮見台小学校
令和7年度 校長 赤松 慎也
昨年はキャリア教育の一環として、6年生にご指導いただき誠にありがとうございました。
学生の皆様に「人生折れ線グラフ」をご紹介いただいたお陰で、子供たちは自身のこれまでを振り返り、将来に対して具体的な見通しを持つ貴重なきっかけとなりました。自分たちの未来を前向きに捉える子供たちの姿が非常に印象的でした。
札幌学院大学の皆様の熱心なサポートに、心より感謝申し上げます。
スマホ教室
令和3年度の93名から始まり、翌年には177名、令和5年度には249名と順調に増加しました。令和6年度には過去最多の477名に達し、令和7年度も435名と高い水準を維持しています。
開催回数も令和3年度の7回から令和7年度には22回へと約3倍に増えており、実施する町内会数も5つから17へと広がっています。
この活動の特徴は、受講する高齢者だけでなく、教え手となる若者の参加も増加している点です。当初は大学生のみでしたが、令和5年度からは中学生、令和7年度からは高校生もボランティア(ジュニアインストラクター)として加わり、地域コミュニティにおける多世代交流の場となっています。
スマホ教室は単なる技術指導の場ではなく、高齢化が進む町内会の活性化や「共助」の促進、若者が地域課題を自分ごととして捉える機会として位置付けられています。
このように、スマホ教室はわずか数年で、小樽市の地域コミュニティを支える重要かつ持続的な活動へと成長しています。

国際スポーツ雪かき選手権

2014年に111名で始まった大会は、第4回(2017年)に過去最多となる204名の参加を記録しました。その後は100名から150名程度の間で増減を繰り返しながら継続されていましたが、2019年(第6回)からは、マンネリ化を危惧した学生スタッフの要望から、地域貢献に特化するために会場を町内会の生活道路へ一本化するといった思い切った運営上の変化を行っています。
さらに、コロナ渦においては、多数の参加者が集うイベントであることから、存続が危ぶまれましたが、当時の学生スタッフが「簡単に諦めるのではなく、できることを考えて実施しよう!」と意気込み、ZOOMを使った遠隔開催や、徹底した隔離・感染予防対策を講じながら継続することができました。彼らは、この経験を通じて大きく成長し、今では社会人として活躍すると同時に、後輩たちの育成にも取り組んでくれています。
コロナ渦の制限が解除されてからは、第11回(2024年)の155名から、第12回(177名)、第13回(178名)へと、近年は再び右肩上がりの増加傾向にあります。実行委員の挨拶でも、参加者が年々増加していることが言及されています。
当初は大学生や社会人が中心でしたが、近年は市内の中学校や高校からの参加が定着しています。特に第12回や第13回では、中学生が50名規模で参加するなど、若者の地域活動への参画が顕著になっています。
第1回から第13回までの累計参加者数は1,511名(スタッフを含めると1,869名)に達しており、小樽の冬の地域密着交流イベントとして定着していることがわかります。
このように、スポ雪は一時的なブームに終わることなく、10年以上の歴史の中で多くの若者を巻き込みながら、持続的な広がりを見せています。
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